カスリメティって?
カスリメティはインドのスパイスです
バターチキンなどインド料理のレシピによく出てくるカスリメティ(カスーリメティ)というスパイスがあります。カレーに加えると味に深みを出してくれる、よい香りをしています。
カスリメティはインドのヒンディー語です。英語ではフェヌグリークリーフといいます
カスリメティはヒンディー語で乾燥したフェヌグリークリーフを指します。スパイスのフェヌグリークリーフは、潰してパウダー状にしたものです。乾燥したカスリメティは手ですり潰してパウダーにできます。
フェヌグリークはスパイスにすると葉と種に分けられる
フェヌグリークの種は別のスパイスです
フェヌグリークの葉と種は呼び名が変わります
- カスリメティ:フェヌグリークの葉の部分、フェヌグリークリーフ
- メティ:フェヌグリークの種、フェヌグリークシード
フェヌグリークシードは堅い種です
フェヌグリークシードは炒めたり煮込んで柔らかくして使います。水に一晩つけたあと育てると、もやしとして食べられます。また、アーユルヴェーダで美容に使うこともできます。
カスリメティもシードも同じフェヌグリークという植物からできるスパイスですが、香りは全く違います。
カスリメティ(フェヌグリークリーフ)はネットで買えます
カスリメティはとても重さが軽いスパイスです。(日頃からインド料理を作っている人でも100gあれば3年保つほどです。)買いすぎご注意ください。
カスリメティの代用品は?
カスリメティ(フェヌグリークリーフ)が単品で手に入らなくても、カレー粉の中にブレンドしてあることが多いです。マドラスカレーパウダーや日本のカレー粉にもよく入っているので、味見をしながら加えていくといいですね。フェヌグリークはリーフ、種ともに長く保存できるので、すぐ使いきれなくても問題ありません。
ちなみにリーフと種は全く別の特徴があるため、フェヌグリークの代わりにフェヌグリークシードを使うことはできません。
フェヌグリークの代わりに使えるスパイスというのは無いとみていいです。フェヌグリークリーフは独自の香りを持っています。他に似た香りのスパイスもありません。
カスリメティを使ったレシピ
カスリメティはじゃがいも炒めに加えたりしてもおいしいです。バター炒めの最後に塩胡椒とカスリメティをすりつぶしてもいいです。日本のカレーにすりつぶして加えてもコクが出るでしょう。