インドカレーを作り続けてきた私は、知人においしいインドカレーの作り方をよく聞かれます。
ある日、私の紹介したカレーを作るべく、1人の知人がインド食材店を訪れました。
そこでスパイスコーナーを見て各材料を用意するも、フェヌグリークパウダーだけが見当たらなかったということです。すぐに私宛にメッセージで「つぶつぶのフェヌグリークシードですか?フェヌグリークリーフでも大丈夫ですか?」と質問されました。
私が指したフェヌグリークパウダーというのは、フェヌグリークリーフを粉末にしたものでした。
フェヌグリークリーフを手のひらですり潰せば、パウダーになります。
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フェヌグリークシードは大粒のタネで、とても固いです。カレー作りには油で炒めて使ったり、煮込みに使います。
ただ、売っているものにはフェヌグリークシードを粉末にしたパウダーもあるようです。どちらの粉末か、購入時に確認しましょう。
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同じフェヌグリークですが、タネと葉の部分では使い方と風味に大きな違いがあります。
フェヌグリークで迷った知人は、インド人店員に聞いてみたところ「メティリーフ(Methi Leaf)」
を教えてもらったそうです。
この「メティ」というのはヒンディー語で、フェヌグリークを指します。
カスリメティ(カスーリメティ)というのは、スパイスに使うフェヌグリークリーフのことです。
フェヌグリークシード、メティシードが固い粒ですね。薄茶色をしています。料理に入れるとスパイシーな香りになります。
フェヌグリークパウダー、フェヌグリークリーフ、メティリーフ、カスリメティが葉の部分です。くすんだ黄緑をしています。カレーに深みが出ます。
ちなみに、フェヌグリークパウダー(カスリメティ)は野菜炒めのレシピ集に、カリフラワーとの炒め物に使われています。また、キャベツの炒め物にはフェヌグリークシードがパンチュフォラヌという5つのスパイスミックスで使われています。
レシピは出していませんが、チキンカレーにフェヌグリークパウダーを使うのが好きです。いずれブログでご紹介できたらと思います。