クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

語学の上達に役立つもの

まだ、去年の10月には「1人でこの地で会話できない」という旨をこのブログで書いていました。ただ、今は違います。実は、話せるんです。自分でも不思議でなりません。一年前までは全く自信がなかったというのに。
今勉強している言語は大体5月ごろに始めました。具体的にどのくらいできるようになったかというと、年明けから外国人向けの優しいニュースがスラスラ読めるようになり、今では一般紙のニュースまで読んでいます。会話も、現地の人と以前よりは喋れるようになりました。
その過程で語学の習得に役立つなと感じたものがあります。それは新聞です。新聞ではある一定の間、同じ事件やイベントについて取り上げられます。テーマは同じなんです。しかしその中で重要なのが、繰り返し使われる単語が多いことです。何回も繰り返し読んでいると、その単語が覚えられます。そして、いつも同じ単語で表されていないところもポイントです。つまり、類似語がたくさん載っています。文法的にも会話よりはっきり目に見えて学べます。
これをヒンディー語でもやればいいんでしょうが、今はその機会が少ないのでお預けしています。今やっている言語に集中したいです。
新しい学校が八月下旬から始まり、英語の授業も加わりました。私は学生時代にどうしても英語が身につかなく、その反動でヒンディー語ができたような節があります。そのため英語の授業だけは避けたかったのですが、卒業に必要な単位を取るためにやむなく授業を始めました。授業は全編英語です。学生同士の会話も英語。こんなこと初めてです。ただ、英語の授業を取ることは私にとって、けして不利な選択ではなかったのを今では感じています。なぜなら、以外と先生の言っていることが聴き取れるからです。何を言っているのかほぼ理解できます。ヒンディー語と現在の言語を勉強する上で、英語力まで上がっていたようです。最初の授業がある前の日は非常に憂鬱になっていたほど、私は英語に対して自信がありませんでしたが、今は授業に楽しく出ています。ただ、会話が問題です。簡単な英単語ほど、違う言語で出てきます。
何はともあれ、英語に対する自信が皆無だった私が、20台半ばにしてようやく語学のレベルをあげ始めています。今の辞書が英語で訳されているので、引いてもわからない単語ばかりで英和辞書も使い、二重の辞書引きを繰り返しています。それでも少しずつボキャブラリーが上達していました。諦めなくて良かったと思います。