クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

将来のこと

こっちに来て、3年半が経ちました。色々あったのですが、振り返ってみると時が経つのが早いことを実感します。
生活が落ち着いてきて、改めて将来私はどうやって過ごそうかと考えています。具体的には仕事のことです。まずは言葉ができるようにならねばと語学学校に通いました。さらに現地の高校課程を満たさないと求職は難しいと思い、今は通信高校で勉強しています。そして、今年2月からこちらのハローワークにもちょこちょこ顔を出すようになりました。それでも様々な都合が重なって、とても私がすぐに仕事を探せる状況ではないことに気づきました。
結局どうすればいいのかと考えた挙句、やはりというか自分で何か始めるしかないと思っています。
今の私にはネガティブな要素が満載で、言葉の壁があること、時間の制約があること、こちらで通用する資格を持っていないことなどなど、これらが求職に歯止めをかけています。それらをこうりょした結果、私ができるのは日本でやってきたこと、自分で時間が管理できること、自分で提案することくらいだなと思ったのです。
そして、まずは日本で働いていたエステの仕事の可能性をこちらで広げるために調べています。
こちらに越してからずっと頭の片隅にはエステの仕事がありました。ただ、自分でサロンを開くのは失敗が怖いことがあり、どこかのサロンで雇ってもらう方向で考えていました。しかしサロンの求人はほとんどなく、あってもフェイシャルエステの以外の施術が必要とされていて、私が何か出来そうな機会に巡り合えていません。私は以前のサロンで使っていた化粧品による施術が好きなこともあり、それならば自分で始めた方がいいのではないかと考え始めました。
そこで、ヒンディー語文法ハンドブックと一緒に日本から取り寄せたのが「ママ、おうちサロンはじめました」です。タイトルに「ママ?って私に必要だろうか…」と若干の疑念がありつつも、新書ということ、かつ目次に惹かれて購入しました。内容は特に子育てをしていない女性でも役に立つものでした。私にもこの地で何かできるのではないかと思わせてくれる内容です。買ってよかったです。自宅経営や低コスト運営の入門書として、これからも繰り返し読み続けると思います。
私がネットショップを開いたとき、何か利益を上げたり形に残す前に閉店することになってしまったため、これからまた始めたいと思っても臆病になっています。でも、語学学習と同じで「続ければいい」んだということ、「少しずつ積み重ねればいい」のだということを自分に言い聞かせながら、少しずつ構想をまとめています。
生まれこのかた、お金を稼げていない自分にコンプレックスを感じます。だから、稼げる方法を常に考えています。かといって闇雲に大金を手にしたいわけではないんです。私にはいくつかの制約があって、それを振り切ってまで稼ごうとは思いません。仕事をしていないというコンプレックスとは別に、大事にしたい生活があります。