クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

語学習得のコツ、習得で大事なこと、時間はかからない

最近語学に対して思っているのが、言葉は使ってみることで覚えられるということです。新しい言語を習う際、初めのうちは本が要らないと思っています。
私は大学の2年生ごろまで英語が嫌いでした。本を読み、テキストに書き込んだり発音を口に出して勉強しても理解できない、身につかないからです。なので、私に一つの言語を習得するのは非常に厳しいことだと思っていました。
それでも現在はヒンディー語がある程度できます。そして英語は未だにほとんど喋れません。

両者の違いは何かというと、ヒンディー語は現地で喋りながら身に付いたと言うことです。英語のように、日本にいてただノートに書いたり本を読んだのではありません。毎日の生活の中で、現地の人と会話をしていました。そしてその言葉の持つ感覚が自然に身についていきました。感覚で覚えることは、勉強の際に非常に必要でした。単純にある言葉を日本語や英語などに訳すことはできません。ヒンディー語の中でも、まだ喋ったことのない読んだだけの単語はほとんど記憶に残っていません。文字は思い出せても、意味が思い出せません。また使い方がわかりません。

私のヒンディー語が飛躍した時期をはっきり覚えています。インドで新しい先生に出逢って、その先生の元で一ヶ月習ったときです。それからホームステイで一日中ヒンディー語漬けでした。
ヒンディー語はそれまでずっと日本で必死に勉強してきたのに、現地でほとんど喋れませんでした。しかしその1ヶ月間であらゆることを喋れるようになり、相手の言葉が理解できるようになっていました。
今だってまだまだ私の語学力はありませんが、一人で勉強していても理解が深められるくらいにはなっています。しかし語学の習い始めはそうはいきません。身についてない話し方や単語ばかり載った文章を読んでも、理解できないからです。訳してその場ではわかった気になっても、なんとなく覚えるのが精一杯で使いこなせません。使わない言葉はすぐに忘れます。
しかし知っている言葉が本に載っているなら、読むことで再確認をし理解が深められます。

英語に関しては経験が足りず。英字新聞を読んでもさっぱり語彙を記憶できていません。話し方がわからないので相手の言葉は理解できても自分の口から発せられません。海外に行くと自分の英語力のなさに鬱になります。