クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

ヒンディー語文法ハンドブック 感想

ついにヒンディー語関連の新書が日本から届きました!! ヒンディー語文法ハンドブックです。
とりあえず57ページまで読んだ感想です。
値段が高いのは事実です。他の本だったら1800円が妥当かなと思われる大きさです。しかし、良書!ヒンディー語の良書が少ない日本においては値段なんか気にならないほど内容が充実しています。
「基礎ヒンディー語」に比べて、あっという的に見やすい!非常に体系的に文法が説明されています。少し気になるとすれば、例文の日本語訳を読んだ時に、その例文が実際は何を指しているのかわからないことがあったり、ヒンディー語の発音をカタカナにした際に違和感があることです。(恐らく発音しないであろう子音が有音としてカタカナ表記されているため)
ヒンディー語をすでに長期にわたり勉強している私ですが、たまに知らなかったことが書いてあったり、あやふやになっている事項を手早く確認できるので満足しています。逆にこれからヒンディー語を始めようとする人が用いるのには一つの文法辞書として利用できることと思います。もし私がヒンディー語を習いたての頃にこの本に出会っていたとしても、使いこなせなかったでしょう。一つ一つの単語の意味を確認し、基礎文法が身についていないと例文を読んでも理解に時間を要しただろうと思います。例えば、日本語訳には話者の性別が書いていないので、単語の原型や変化がわかりにくいかもしれません。(今でこそ、ささーっと読み理解できますが、ここまでたどり着くには多くのヒンディー語に触れる必要がありました。)
例文の引用元が書いてあったらもっと用法が理解できたかもしれないなと思いました。どんな時にどんな場所で使うのか、誰が誰に対して言っているのか知れたらいいですね。


また後ほど、最後まで読んで感想をかけたらと思います。