クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

中華街 占やかた

今日は特に仲の良いスタッフさんと一緒に中華街へ出かけました。私の地元の駅まで来るまで迎えに来てくれて、横浜へと出発。彼女は訳あって日焼け止めも塗らずにショーパンにヒールの高いサンダルを穿いて、完全に生足出してました。天気良すぎて焼けます。
中華街に着くとさっそくご飯を食べて、関帝廟に行きました。いつも階段のところで写真を撮る程度でしたが、今回初めて境内に入りました。
入り口でやけにでかくて長いお線香(500円)を買う所があります。彼女は購入、私は買わずにお参りへ。お線香を買うと建物の中まで入れます。私は外で待つことにして、彼女は中へ入っていきました。外から様子を見ていると、中には真っ黒い顔の神様(インドの神様を思わせるような。)が座っていました。そして、彼女はというと神様の前でひざまずいて、深々と頭を下げて参拝をしていました。普段おちゃらけた性格なので、お線香を買う時点ですでにびっくりしていたのですが、こんなに信仰深い方だとは知りませんでした。
彼女は占いが好きなので、今日は手相占いをしてもらおうとはりきっていました。関帝廟を出ると、そばにある占やかた(鳳占やかた?)というところで立ち止まりました。お店の看板にはリピート率No.1の文字があります。それを読んで「ここにしようよ!」という彼女とは逆に、私は当たるんだろうかと不安が少しありました。しかし看板を眺めている間に中から占い師の女性が外へ出てきて声をかけられたので、そこに決めて店内に入りました。
まずは彼女から鑑定を開始しました。占い師の方は、まず年齢と現在の住まいを聞きます。それから手を見て、ぺらぺらと早口で手相について話し始めました。
鑑定は約10分間です。内容としては性格とか現在の恋愛状況などを手早く話していましたが、聞いている彼女はずっと黙ったままで、最初は当たっているのかどうかもわかりませんでした。ある程度時間が経った頃、占い師さんが彼女に対して一つ質問をしました。「現在ご結婚は?」。彼女は「結婚しています。」と答えました。実はこれ、嘘です。彼女は既に離婚しています。彼女の答えを聞いた占い師さんは「離婚の線が出ていますね。」とさらっと言いました。お互いに顔を見合わせる私たち。さらに質問する占い師さんは「旦那さんはご家族に恵まれていない方ですか?片親であるとか、家族の仲が悪いとか。」と聞きます。彼女は「そんなことはないです。」と答えました。実際に元旦那さんは家庭に恵まれていたかたのようです。このやりとりを見て当たっていないんだな、と思いました。すると、占い師さんが続けました。「あなたは仕事人間で、旦那さんは家庭を大事にする人だとうまくいきません。家庭に恵まれていない人とでています。旦那さんがあなたの足を引っ張ってしまうような人だと、うまくいきません。」と言いました。その直後、彼女は「実はもう離婚して居るんです。」と打ち明けました。前の旦那さんとも鑑定結果の通り、足を引っ張られてたらしく、仕事の方に向いていく彼女とすれ違って離婚することになったようです。
実際の鑑定ではもっと色んな事を話していて、手を見ただけなのに全て当たっていたのでびっくりしてしまいました。今後彼女は29歳で出会った人と結婚すると言われたのですが、実は今付き合っている方が出逢ったのは29の時。時期としては来年結婚ということを言われていました。
こんなに占いって当たるのかと、隣で見ていた私は唖然。もう一つ印象に残っているのが「あなたは運が強くて、信心深いと出ています。(ちなみに親指の関節にある線。)宗教などを信仰すればそれに守られるでしょう。」と言われていたことです。さっき非常に信仰深い姿を見たばかりではないですか。若い女性があんなにひざまずいて参拝している姿、初めてでしたよ。
手相って、あなどれません。正直あなどっていました。テレビでちょこっと手相占いを見て自分の手を見るより、占い師の方に見ていただいた方が信頼できます。