日本の災害に対するインドの人の祈り

インドにいるヒンディー語の先生と毎日地震の話をしています。原発のこと、食料の買いだめの話などもしています。その中で、ガンジス川沿いの人の話を聞きました。ガンジス川沿いには日本人観光客が多いとのことです。そしてインド人の参拝者も多いのですが、その人達はいつもガンジス川でヒンドゥー教の祈りを捧げています。ただし、最近は日本での災害を受けて「日本が一刻も早く安全になりますように」と祈っているそうです。
私はこれを聞いて、とても嬉しいのと同時にインド人の方の心が胸に染みました。多くの人に、遠くインドから日本人のことを思って祈りが捧げられているこの事実を知っていただけたらと思います。
3，4日前のNHKラジオの放送で、ある視聴者からのお便りが心に残っています。お母さんと小さいお子さんが一緒に買い物をしていたそうなのですが、たくさんものを買ってレジに並んでいるお母さんを見て、こどもが「お母さんこんなに要らないでしょ、返してくるね。」と言って商品を戻しに行ったそうです。それを見ていた周りの人も必要以上にカゴに入れていた商品を戻しに行ったとのことです。こんな光景が、今の日本に増えたら買いだめする人が減るだろうなと思いながらラジオを聞いていました。
「どうぞどうぞどうぞ」の上島作戦が世の中に増えると良いですね。ギャグの中では嫌な役を押しつけられるわけですが（笑）