クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

インドのお寺参拝

人にはよるものの何かとお金を取るインド人ですが、たまにタダでくれることもあります。バナーラス(ヴァラナシ)内にあるドゥルガー・テンプルの入り口でお供え用の花を売っている方が、売り物のお花をくれました。

お花をくれると聞いて、私は即座に金を取る気だと思って「いやいや、買わないよ」「お金あげないよ」と言ったのですが、その方は「プレゼント。」と言って、一つの花輪を私に差し出しました。本当にお金を取らないので、いただいてからも若干不審に思っていましたが、帰るときも何も言われませんでした。
私はヒンドゥー教徒ではないですし、わざわざお花を買って供えた経験がなかったのでとても新鮮でした。お花くれたおじさん、ありがとうございました。
お参りをすると額に赤い印や泥(?)を水でといたものをつけられます。そのままインド人に会うと「あっ、お参りしたの?」と額を見て言われます。
お寺によっては非常に有名で参拝客が絶えないところもあります。自称ガイドが近づいて勝手に案内をしてくれることもあります。もちろん後でお金を請求されますが。お寺の周辺で供物を販売しており、大きなお寺だとお供えのお花セットを購入できます。価格は50ルピーくらいです。セットの場合、インドの伝統菓子とお土産(家の中に供える)お花がついてきます。私は知らなくてお菓子を食べ損ねました。帰ってからインド人の方に「何で食べてないの!!」と叱られてしまいました。
最近ではテロ対策のため、お寺の入り口でボディーチェックと荷物の預かり所がある場合があります。荷物を預ける場合は手数料を払います。爆弾を持ち込んで、境内で爆発というケースがあるようです。
お参りの際は靴を脱いで、裸足で入ります。入り口で床に手をついて、そのまま上半身〜額の高さに持って行き仰ぐような動作をします。参拝客を観察していると、人によって所作もばらつきがあるので、自分なりの参拝で構わないと思います。
似たような内容が過去の記事にもあるかもしれません。ご了承ください。