インドの準備(2)
大きな荷物は飛行機の重量制限にひっかかるだけでなく、運搬に労力を要します。
できるだけ荷物は減らしましょう。
「コレは軽いから大丈夫」と、何でも詰め込むと後で重くなってしまいます。
【荷物を減らすコツ】
- 詰め替えボトルを使う
- 圧縮袋を使う
- 使う予定の無いものは持たない
- 現地で調達する
- ガイドは必要な部分だけ持って行く
「詰め替えボトルを使う」
歯磨き粉や化粧水などは詰め替えボトルに詰めて持って行きましょう。
ボトル自体、小さいものを選ぶのがコツです。
見た目がとても小さなボトルでも、結構な量を入れることができます。
「圧縮袋を使う」
服を詰める際、圧縮袋を使います。これは100円ショップで買えます。
女性は別の袋に生理用品をひとまとめにすれば、一緒に詰めて圧縮できます。
カバンの中がかさばらずに済みます。
「使う予定の無いものは持たない」
ついあると便利そうなものを詰めて備えてしまいがちですが、全て置いていきましょう。
日本で出かける際に使わないものは、現地でもほとんど活躍しません。
「現地で調達する」
石けんやシャンプーなど、日用品ならば現地で安く調達できます。
服も現地の伝統的な衣装を購入して着れば、より旅を楽しむこともできます。
洗濯を自分で行う場合、日本の服は絞っても水が残り、すぐに乾きません。
インドでパンジャービードレス(チュニック、ズボン、ストールを合わせた女性の服装)やクルター(男性用の丈の長い服)を洗うと、非常に乾きが早いです。
「ガイドは必要な部分だけ持って行く」
大きなガイドブックを持って行っても、実際に訪れる場所が数カ所ならば、その部分だけを持って行くと荷物を減らせます。
必要な部分をコピーするのもいいですが、知識として吸収するためには紙に書き写すのも手です。
例えばタージ・マハルに行くとしたら、アーグラーまでの交通手段、駅からの行き方、開館時間、入場料、タージ・マハルの観光で注意することなどをメモします。
その間に、訪問日が休刊日とかぶっていた、などといったことにも気付くことができます。他の観光地よりも、とりわけ入場料が高いことも見えてくるはずです。
ガイドを真剣に読むうちに、歴史など知りたいことが出てくるかもしれません。
疑問点が出ればまた調べるということを繰り返していけば、ガイドブックだけでは情報が足りないという問題も解消されるでしょう。
色々ガイドブックはありますが、実力ある一冊です。
インドへの渡航者なら一度は見たことがあるのではないでしょうか。
地球の歩き方・インドは外せません。
インドの基本情報、訪問先の情報は念入りに調べましょう。
ただ読んでいるだけでもインドのことを知れて楽しいです。