クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

西田俊英 インドの絵

ここしばらく実家に帰省していました。
久しぶりに帰って、毎日のように人に会い、日本食を食べ、満喫しました。
さて、実家にいて気づいたことがあります。いつもトイレ内に頂き物のカレンダーが飾ってあるのですが、今年は日本人画家による絵がテーマのものでした。七月は日本の夏らしい絵で、懐かしい気持ちになっていました。ところが八月に入りカレンダーの月をめくったところ、その月の絵がなんとも民族的な雰囲気なのです。真ん中に大きな気が一本あり、木陰には女性と牛が涼んでいました。牛の毛並みが白くて、インドらしいなぁと思いながら女性の服装に目をやると、これは…どう見てもサリーを着た女性でした。おや??と思い、画家の名前をみると西田俊英という人でした。このカレンダーすべてがこの人の絵なのかと、次のページ九月を覗いてみると、なんとタージマハルの夜景でした。画家は同じく西田俊英。早速ネットでこの画家を調べたところ、インドに住んでいたとか。思わぬ発見でした。インドに詳しい上で、その情景を描く日本画家がいただなんて。
この方はどの絵も素敵なのですが、私はやはりインド主題のものに惹かれます。インドの色彩や模様、人々も動物もよく伝わってきて、共感できる部分があります。