クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

今日は国会図書館にて調べものをしていました。午前中には着いてインドに関する本を読み始めたのですが、あっという間に夕方になりました。
インドの染色とか模様とか、刺繍についてなどの本をいくつか見て、その種類の多さに圧倒されました。地域によりさまざまな特徴があります。色彩も違いますし、模様や素材、作り方も変わります。それぞれに伝統が息づいていて魅力的でした。手作りの工芸品は作りが細かくて、美しさが増していると感じました。
私は機械によって作られたものであってもインドらしさが残っていれば好きですが、その見た目に綺麗に作られ過ぎたものと手工芸の美しさは全くの別物です。手工芸は実物を目にしたときに、人の手で作ったものだと考えて手間と技術力に感銘を受け、それが魅力を深めます。機械による製品はそれがありません。
しかし、ものが仮に不恰好な民芸品であったとしても、作った人の温かみが物に感じられれば魅力に変わると思います。
日本にいる間に、もう少し各地の工芸品を調べたいです。インドは広いので行き先をある程度定めておきたいと思います。