クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

私の好きな安物サリー&ファッションのために荷物は増えても仕方ない

kurfi2011-01-22

インドの民族衣装サリー(サーリー)です。写真は私のお気に入り。色づかいも模様も大好きです。布の端が花の飾りで縁取られています。インドの大型スーパーでセール中に購入しました。値段は270ルピーくらいだったと思います。サリーは別途ペチコートと、上に着るブラウス(チョリ)が必要です。あとすそがほつれてくるため、裾を縫って貰うのに別料金がかかります。買ってすぐに着ることはできません。なんだかんだで400ルピーくらいかかったと思います。インド的発音でいう「テーラルマスタル」(※テーラーマスター:縫製屋さん)に全部縫って貰います。ブラウスは首の後ろで結ぶ紐を付けて貰って、ホルターネックのような作りにしてもらいました。
日本では鮮やかな色も、インドでは自然にとけ込みます。この色が日本人の価値観の一つに入れば、日常が色鮮やかになって素敵だと思います。
インドの人には何でも値段を聞かれるので、このサリーを着たときも色んな人に聞かれましたが、冒頭で述べたようにセール品です。「安物だよ」としか言えませんでした。高級なサリーは、日本人にも簡単に手が出せないほど高いです。私の安物サリーはラメでドット柄が入っているのですが、そのラメはすぐに落ちて洋服や顔につきます。これを着た日は触ったものが全て、ラメラメしていました。笑
一枚の長い布なので、着るのは大変です。そして歩くのも大変です。着たら、がに股で歩いています。おしとやかに歩こうとすると、歩が進みません。笑。インドの汚い道を地面ギリギリまでの丈で着ているので、雨の日は汚れが心配で特に着れません。
サリーを着て、足にアンクレットのパーヤル、腕にはバングルのチューリー、耳に大きなピアスと、ジャラジャラとアクセサリーを身につけて出かけます。「インドに行ったら汚れても良い格好で、動きやすく、オシャレは捨てよう」とかいう出発前の気持ちは、現地の色鮮やかな女性達を見てすぐに吹き飛びます(笑)家にアクセサリーとかオシャレグッズを置いて荷物を軽くしたとしても、結局現地で全て欲しくなり買ってしまいます。私が前回のインドへの持ち物に持って行かずに後悔したものはマニキュアでした。現地でも買えますけど、色が少なかったです。買いませんでした。現地の女性は肌の色と合うような薄茶色のマニキュアを塗っているひとが多いです。
サリーは結婚した女性が着るものですが、私は外人なのでそんなこと気にしません。色んな人がサリー姿を褒めてくれるので、余計に気分良くしてしまいます。笑
インドに行く女性の皆さん、安くて可愛いものがたくさんありますから是非試してみてくださいね。男性もインドにはたくさんアクセサリーたくさんありますし、丈の長い上着の民族衣装クルター着た人は素敵ですから、ぜひ着ていただきたいです♪