ジャグリー、インドのほのかに甘いお菓子、ティル・チッキー
インドを一度でも旅したことがあれば、インドのお菓子を食べたことあるでしょうか？
どれだけ甘いか、私は人にお菓子をご馳走になるのが恐ろしくなるほどでした。
でも、インドのお菓子の中でもそんなに甘くないものも実はあるんです。
ティル・チッキーというお菓子を作りました。ほとんど甘くないのでどんどん食べてしまいます。
ジャグリーという堅い砂糖で作ったお菓子です。その中にゴマをたっぷり、他にもナッツやカルダモンを加えて風味が豊かになり、食感もサクサクおいしいです♪
ジャグリーとは簡単に言うとパームシュガーのことを指しています。
インドでは荷車に乗って積み上げられたジャグリーが道端で売られています。
初めてその光景を見た私は「インド人って本当にこんな大量の砂糖のかたまりを使うのだろうか」と思ったのですが、味はほのかに甘いだけなんですよ。たくさん使っても上白糖のような強い甘味はありません。
今回、私はアジア食品店で300g のパームシュガーを買い、袋に6個の堅いパームシュガーの糖蜜が入っていました。
本当に固くて、手で割ろうとしてもトンカチで叩いても割れません。これをどうするかというと、火にかけて溶かすんです。
少量の水やバターと一緒に加熱するとキャラメル状になります。
電子レンジで加熱してもOKです。
インドのバターであるギーとともに、フライパンで加熱して、キャラメル状になったところにナッツ類を加えて混ぜます。それを容器に移して平らにならすと、冷え固まってサクサク
のお菓子に変身！
ピーナッツで作ると日本の豆板みたいになりますよ〜
パームシュガーは血糖値を緩やかにあげるらしく、体にも優しいそうです。
