クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

Dasvidaniya

インドの方におすすめされて、一本の映画を観ました。Dasvidaniyaというタイトルです。
感動するところあり、笑いあり、挿入歌も雰囲気が出てて良いです。
よくあるハッピーエンドのラブストーリーかなと思っていたのですが、違いました。物語は主人公がガンにかかり、余命が3ヶ月であるということを医者に宣告されるところから始まります。主人公の外見はイマイチで、性格も押しが弱いためいつも同僚や社長に良いように使われています。結婚はしておらず、年老いた母親と二人暮らしをしています。そんな中でガンという重病にかかり、ますます日常をボンヤリと冴えない状態で過ごすようになります。そんな主人公ですが、突然現れた一人の男の存在で生活が変化していきます。残り少ない人生をどのように過ごすのか、それがこの映画の見所だと思います。
英語のサブタイトルが見つからなかったので前編ヒンディー語で観たのですが、十分楽しめました。ちなみにタイトルはロシア語からきているそうです。「さよなら」という意味です。
映画の挿入歌に「アルヴィダー」という単語を繰り返す曲がありますが、アルヴィダーはヒンディー語でさよならです。