2013年1月、私はブッダガヤを訪れました。
仏教寺院が多く、普段見慣れているインドとは少し様子が違いました。
私自身、信仰心が厚くはなくとも一仏教徒としてたくさんの仏を拝めることに嬉しさがありました。日本で慣れ親しんだ仏の姿を見ると、信仰心などに関係なく落ち着くことができ、神として拝むことが自然に感じられるのでした。
ヒンドゥー教徒でないのにヒンドゥー寺院へ行ったり、ジャイナ教徒ではないのにジャイナ寺院に行くと、ただインドの建築物を見ただけという感じしかなかったのです。
色鮮やかな仏教建築を見るのも楽しかったです。
日本人は実際は無宗教じゃないかとか、言う人がいます。私も普段は仏教なんて意識していません。どこかの宗教に神様がいるならば、何でも認めるという感じで、特に仏を崇めると言うことはありません。
ただ、海外で仏の像を見ると、身近に感じられるのです。
自然に手を合わせてお願い事をして見たりできるのです。
そんな自分を見つけて、「自分はやはり仏教徒なのかな」と感じて、仏教寺院を訪れていることに相応しい理由を得られたような、そんな気持ちになります。
色々な仏教寺院、チベット、タイ、カンボジア、日本のお寺をインドでいっぺんに見ました。
ブッダガヤはとても落ち着く街でした。