クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

【500件目の記事】はてなで10年を超えるブログ執筆

この記事で、どうやらこれまでのブログ記事総数が500件目を向かえるようです。
初投稿が2010年12月下旬のようなので、はてなでの執筆がおよそ10年半に及ぶことになります。

折に触れて記事を読み返しては、今の自分と変わらない部分を見つけたり、反対に変わっていく自分も見えてきたり。
ブログを始めた初期の頃も今と変わらず様々な葛藤があったようですが、それでも少しずつ生きるのが楽になっていっていると感じています。
ここのところ、ブログも個人的な日記も読み返したりして、今までに起きたことや自分自身について再認識を深めていました。
とても速い流れの中で、今私はまた人生の転換期に居ると感じているところです。現在セラピストとしてマッサージサロンで働いている私ですが、この夏を持って辞めようと考えています。先月の半ばまで、いまのサロンで続けていくんだろうなと思っていたというのに、突然サロンをやめた方がいいという流れがやってきました。180度方向性が変わって、このサロンでの仕事を辞めるだけでなく、そもそもセラピストの仕事を辞めて、他の職業に転職することまで考え始めました。
次の職場は決まっていません。しかし、新しい仕事が見つかろうが見つからまいが、この仕事は今夏をもって辞めようと思っています。
自分で、セラピストとしての仕事は私に合っていると思います。エステティシャンとしてこの仕事を始めてから、とうに10年余りが経ちました。一昨年からインドのアーユルヴェーダの施術も始めて、お客様の幅が広がっていくのも感じていました。プラーナという名前を冠したサロンに勤め始めて、自分の施術内容とも合った職場だと思っていました。ただ、まだ私は自分の力を存分に発揮できずにいたのです。このサロンに勤めてから1年半の間感じてきたことですが、いつまで経っても私のポテンシャルを活かしきれない。それでも他に働きたいサロンがある訳でもなく、このご時世に私を置いてくれるサロンとようやく巡り会えたのだからと、働ける場所がある今の状況に感謝しながらも、それに相反して大きな不満を抱えながら、半ば耐えて働いていました。ずっとセラピストとして生きてゆくのだろうからと、このサロンから出ていくなんて現実的ではないと思っていました。
しかし、いくら私が耐えて働いていても、もうこれ以上このサロンが発展することもないだろうという真実に突然気づいてしまったのです。その時、辞職を考え始めました。それから、どんどんこの職場を離れた方がいいという出来事が増えていったように思います。
お金は欲しいですし、働きたいです。ここを辞めなければある程度の給料も、職場も手にしたまま生活することができます。けれども、もう潮時だなと感じ始めてしまいました。今では、次の場所が簡単に見つからないかもしれないという不安を抱えつつも、もっと自分の可能性を広げてみたくなりました。だから、次はセラピストではない別の仕事につきたいと思います。



ブログを読み返すと、私は働くことに対して葛藤を繰り返して、それでもここまで過ごしてきたのだと、自分自身に励まされます。ヒンディー語ひとつ取っても、また新たな言語に関しても、よくここまでできるようになったなって、勉強し始めの頃の自分の姿に、今の私は勇気付けられます。
自分に自信が持てるように、常に自分を励まし続けていますが、昔の自分の言葉にも励まされます。これからも、自分を鼓舞してより良い方向に変化を続けたいです。


常に私の転換、成長を支えてくれるインドの存在は、この先も私に取って大きな力となるでしょう。
インドの存在が私の中にある限り、このブログも続いてゆくと思います。


2021年6月の新刊