クルフィーの色~インド.料理.旅など~

ひたすらインドとヒンディー語について綴られるブログです

デリー・ヴァラナシ間の新幹線が開通します

かれこれ10年ほど前からインドでは日本政府の協力のもと、高速貨物鉄道を開通するという構想が進められていました。その頃はムンバイ・アーメダバードで新幹線が走るようになるという話だけでしたが、現在はデリー・ヴァラナシ間でも進行しています。

各ニュースやブロガーで様々な情報が出ていますが、2021年1月ごろの情報によれば、デリーからヴァラナシまで新幹線が開通する予定で、アヨーディヤーも停車する見込みとのことです。
路線の建設にあたり使われているのがLiDAR(リーダール) という技術だそうで、これは Light Detection andRanging の頭文字を取った言葉とのことです。
LiDARはヘリコプターにより上空から地形や川の位置など、地上のデータを取り込むため、それを路線の建設に利用するとのことです。
新幹線のスピードは平均が時速250キロ、最高速度は350キロに及ぶそうです。
停車駅はデリー(サライ・カレ・カーン)、ノイダ(ジェーワール)、マトゥラー、アグラ、イターワー、ラクナウ、ラーイ・バレリ、アヨーディヤー、プラヤーグラージュ、バドーヒー、バナーラスとのことです。
所要時間はデリーからラクナウ間が1時間38分、デリーからヴァラナシ間が2時間37分との見込みです。
デリーからヴァラナシまでの運賃は1200〜3400ルピーになると予想されています。
建設予定時期は2026年から2030年とのことです。
まだまだ先の楽しみになりそうですね。


インドの列車は遅れることが多いですが、正確な運行時間で早く目的地に着けるとしたら、短い旅の日程の中でも時間を有効に使えることと思われます。

https://themetrorailguy.com/nhsrcl-delhi-varanasi-high-speed-rail-information-route-map-fares-timings-tenders-status-updates/
https://swarajyamag.com/news-brief/delhi-varanasi-bullet-train-fares-to-be-between-rs-1200-rs-3400-high-speed-corridor-to-have-11-stations



↑2020年夏に発売されたインドに関する書籍